髪の構造
- 髪の毛はよく「のり巻き」に例えられます。海苔、ご飯、具材が、キューティクル、コルテックス、メデュラの3層構造と似ているからです。髪のダメージはまず、キューティクルの損傷からはじまり、マトリックスの流失によりフィブリルがほつれていき、枝毛や切れ毛になります。ご自身のダメージレベルを把握して正しいヘアケアをしましょう。
- ●メデュラ
太い髪ほど多く、細い髪は所々欠如していたり無い場合があります。機能や成分はまだ十分に解明されていません。
- ●マトリックス(間充物質)
フィブリル同士をばらけないように固定する糊のような役目をしています。キューティクルが剥がれると流失してしまいます。
- ●フィブリル
3本の(ポリペプチド)繊維が集まって1本の繊維(プロトフィブリル)になり、更に11本集まって太い繊維(ミクロフィブリル)になっています。
- ※フィブリルとマトリックスから成る部分をコルテックスと呼びます。
- ●キューティクル
マトリックスの流失を防ぐ外壁の役割をしています。4〜8枚が重なり合ったうろこ状をしています。(5〜6枚が日本人の平均)外側からエピキューティクル、エキソキューティクル、エンドキューティクルの3層から構成されています。(最近の研究では8層構造とも言われています。)摩擦に弱く剥がれやすい。
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